月別: 2019年10月
25.10.2019
第5回 デニス・テン:2009年SP「Sing Sing Sing」
2019年のグランプリシリーズ、次はいよいよカナダ大会です。
この時期に、しきりに思い出す演技があります。
今から10年前のスケート・カナダ。
デニス・テン選手のショートプログラム、「Sing Sing Sing」です。
当時16歳だった彼の演技に、私は魅了されました。
有名なメロディーからではなく、トランペットのアドリブソロから入るのもびっくり。
難しいフレーズにぴったりと合わせたジャンプ。
迫力のあるステップ。
特にストレートライン・ステップは、ドラムのアドリブソロを使っています。
彼がまるで、ドラムを叩いているかのように進むステップは圧巻。
カナダの観客のみなさんもスタンディングオベーションでした。
これはすごい選手が現れた!!とワクワクしたのをしっかりと覚えています。
10年前の、彼との出会いを思い出して、今回はこのプログラムをご紹介いたします。
Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: Apple Podcasts | Android | RSS
18.10.2019
第4回 ネイサン・チェン:2017年EX「Stole the Show」
スケート・アメリカでは、一番の注目はネイサン・チェン選手ですよね。
(本編最初では、表彰台予想も語っております!)
昨シーズンの世界選手権は、圧巻過ぎてもう言葉がありませんでした。
それに気が付いたのが、2017年のエキシビションプログラムでした。
もう、ほとんどプロのダンサーではないか、という、技ありな仕草がたくさん詰め込まれています。
ジャンプ跳ばなくても、充分に魅せることができる。
非常に魅力的な選手だと、このプログラムを見て気づきました。
特にダイナミックなイーグルは、見せどころです。
スケートアメリカでの活躍も、楽しみです。
Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: Apple Podcasts | Android | RSS
14.10.2019
第3回 ステファン・ランビエール:2019年EX ベートーヴェン「弦楽四重奏曲」
大会も毎週のように行われ、録画を見るのも大変!やっと、ジャパン・オープンまで追いついたユリです。
今回は、ステファン・ランビエールさんのジャパン・オープンでの名演技、ベートーヴェンの「弦楽四重奏曲」です。
ジャパンオープンの前座のような形で、ゲストスケーターとして登場したランビエールさん。
芸術的な、氷上のコンテンポラリーダンスに、心奪われました。
振付は日本人のコンテンポラリーダンサー、小㞍健太さん。
昨年のランビエールさんのショーのプログラムも振付されています。そのときは、ランビエールさんの弟子のデニス・ヴァシリエフスさんと一緒に踊るプログラムでした。
これも本当にすごかったです。
今回はさらに、コンテンポラリーな動きを強調する振付、そしてシンプルな衣装でした。
特徴的な腕の動き。まるで飛ぼうともがく鳥のようです。
そして、シングルジャンプを2つ跳んでからのトリプルジャンプ。
これも、空に羽ばたいていくかのようです。
動きに魅了されつつ、ランビエールさんがどんな思いでこれを躍ったのか、ぜひ聞いてみたいと思いました。
町田樹さんに、ぜひ解説かインタビューをお願いしたいものです。
Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: Apple Podcasts | Android | RSS
05.10.2019
第2回 高橋大輔:「道」2009-2010シーズンフリー
いつも、みんなが想像しないことをやってくれるのが、高橋さん。
どんなアイスダンスを見せてくれるのか、とても楽しみです。
そのうちの一つが、2009~2010年シーズンのフリー、「道」です。
高橋さんの表現力を、大きく押し上げるきっかけになったと思います。
バンクーバーオリンピックでは、4回転こそ転倒してしまったものの、銅メダルを獲得しました。
この演技をきっかけに、男子シングルのジャンプの主流も4回転へと戻っていきます。
これからのアイスダンスの活躍も楽しみです。
バンクーバーオリンピック
https://www.fgsk8.com/archives/51400848.html
https://www.fgsk8.com/archives/51473073.html
Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: Apple Podcasts | Android | RSS