タグ: バンクーバーオリンピック

06.03.2020

第22回ヴァ―チュー・モイア組：バンクーバー五輪フリー「アダージェット」

カナダ特集、今回はアイスダンスにスポットを当てます。

バンクーバー五輪金、ソチ五輪銀、平昌五輪金。テッサ・ヴァ―チューとスコット・モイアは、伝説のアイスダンスカップルとなりました。

彼らがバンクーバーのフリーで滑ったマーラーの「アダージェット」は、なかなか覚悟がないと使えない曲です。町田樹さんは、ご自身のラストプログラムに、この曲を選び、独自に「人間の条件」というタイトルを付けました。

テッサとスコットも、清々しく、感動的な愛をこの曲で描きました。

10年たった今でも、鮮明に思い出すことができます。

ぜひ、高橋大輔さんの影響でアイスダンスを見始める方には、この2人の「アダージェット」を見ていただきたいと思います。高橋大輔さんが挑戦するアイスダンスは、こんなにも感動的なのだと知ってほしいのです。

05.10.2019

高橋大輔さんのアイスダンス転向のニュースに、心が騒ぐユリです。
いつも、みんなが想像しないことをやってくれるのが、高橋さん。
どんなアイスダンスを見せてくれるのか、とても楽しみです。

個人的には「ワルツ」を滑るのが見てみたい……。

今回は、そんな彼の代表作について語ります。

高橋大輔さんは、さまざまな挑戦をしてフィギュアスケートの世界を進化させてきました。
そのうちの一つが、2009～2010年シーズンのフリー、「道」です。

パスカーレ・カメレンゴさん振付で、マイムがふんだんに使われている名プログラムです。
高橋さんの表現力を、大きく押し上げるきっかけになったと思います。
バンクーバーオリンピックでは、4回転こそ転倒してしまったものの、銅メダルを獲得しました。

そして、世界選手権では、なんと4回転フリップに挑戦。世界を驚かせました。
この演技をきっかけに、男子シングルのジャンプの主流も4回転へと戻っていきます。

高橋大輔さん、本当にすごい選手です。
これからのアイスダンスの活躍も楽しみです。

フィギュアスケート動画Blogさんのところに、当時の映像があります。
バンクーバーオリンピック
https://www.fgsk8.com/archives/51400848.html

2010年世界選手権フリー
https://www.fgsk8.com/archives/51473073.html

ぜひ、これを機会にご覧ください。