タグ: ベートーヴェン
28.12.2019
第13回 町田樹:2014年フリー「第九交響曲」
2019年も、もう残り少なくなりました。年の瀬ですね。
前半は、ライターの長谷川仁美さんの講座「フィギュアスケートの楽しみ方」に参加した感想を語りました。
後半は、私が年越しに必ず見る名演技、町田樹さんの「第九交響曲」をご紹介します。
バレエの世界では、モーリス・ベジャール振付の第九が有名ですよね。また、熊川哲也さんも踊っていたようで、町田さんもフィリップ・ミルズさんも、それに影響されながら振付したのではと思われます。ですので、スケートで滑っていない部分の動きも素敵です。また、喜びの歌と呼ばれる第九の世界を、氷上で、それも協議プログラムで表現していることも素晴らしい。
2014年の全日本、町田さんはこの演技を最後に、競技生活を引退されました。その衝撃も加わって、このプログラムは一生忘れられないものとなっています。
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14.10.2019
第3回 ステファン・ランビエール:2019年EX ベートーヴェン「弦楽四重奏曲」
大会も毎週のように行われ、録画を見るのも大変!やっと、ジャパン・オープンまで追いついたユリです。
今回は、ステファン・ランビエールさんのジャパン・オープンでの名演技、ベートーヴェンの「弦楽四重奏曲」です。
ジャパンオープンの前座のような形で、ゲストスケーターとして登場したランビエールさん。
芸術的な、氷上のコンテンポラリーダンスに、心奪われました。
振付は日本人のコンテンポラリーダンサー、小㞍健太さん。
昨年のランビエールさんのショーのプログラムも振付されています。そのときは、ランビエールさんの弟子のデニス・ヴァシリエフスさんと一緒に踊るプログラムでした。
これも本当にすごかったです。
今回はさらに、コンテンポラリーな動きを強調する振付、そしてシンプルな衣装でした。
特徴的な腕の動き。まるで飛ぼうともがく鳥のようです。
そして、シングルジャンプを2つ跳んでからのトリプルジャンプ。
これも、空に羽ばたいていくかのようです。
動きに魅了されつつ、ランビエールさんがどんな思いでこれを躍ったのか、ぜひ聞いてみたいと思いました。
町田樹さんに、ぜひ解説かインタビューをお願いしたいものです。
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