タグ: アイスダンス
06.03.2020
第22回 ヴァ―チュー・モイア組:バンクーバー五輪フリー「アダージェット」
カナダ特集、今回はアイスダンスにスポットを当てます。
バンクーバー五輪金、ソチ五輪銀、平昌五輪金。テッサ・ヴァ―チューとスコット・モイアは、伝説のアイスダンスカップルとなりました。
彼らがバンクーバーのフリーで滑ったマーラーの「アダージェット」は、なかなか覚悟がないと使えない曲です。町田樹さんは、ご自身のラストプログラムに、この曲を選び、独自に「人間の条件」というタイトルを付けました。
テッサとスコットも、清々しく、感動的な愛をこの曲で描きました。
10年たった今でも、鮮明に思い出すことができます。
ぜひ、高橋大輔さんの影響でアイスダンスを見始める方には、この2人の「アダージェット」を見ていただきたいと思います。高橋大輔さんが挑戦するアイスダンスは、こんなにも感動的なのだと知ってほしいのです。
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14.02.2020
第19回 ウィーバー・ポジェ組:2018-19年フリー「S.O.S. d’un terrien en detresse」
今回は、フィギュアスケートの文化とも言える「追悼プログラム」について語りました。
この前の四大陸選手権男子ショートで、アメリカのカムデン・プルキネン選手が、2018年に亡くなったデニス・テンのために「Caruso」を滑りました。かつでデニス・テンが四大陸で滑った音楽です。
人を追悼するプログラムは、スケーターの感情と自分の感情が重なって、なんともいえない気持ちになります。
デニス・テンを悼む多くのプログラムのうち、私が泣いてしまったのが「S.O.S. d’un terrien en detresse~苦悩する地球人のS.O.S.」。カナダのアイスダンサー、ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ組のフリーです。
どんなプログラムか、どんな気持ちになるのか、今回は少し長めに語っています。
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24.01.2020
第17回 チョック・ベイツ組:「エルヴィス・プレスリー・メドレー」
マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ組。アメリカのアイスダンスカップルです。
観るだけで元気になる、パワーをもらえる、爽快感たっぷりのプログラムが、2019年の全米選手権で初披露した「エルヴィス・プレスリー・メドレー」です。
足首の怪我から復活したマディソン・チョック。耐えた先にこの演技があったのかと思うと、心から感動します。自分がなにか逆境に苦しんでいるとき、この演技を見て、元気をもらいたいと思っています。
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