タグ: デニス・テン
14.02.2020
第19回 ウィーバー・ポジェ組:2018-19年フリー「S.O.S. d’un terrien en detresse」
今回は、フィギュアスケートの文化とも言える「追悼プログラム」について語りました。
この前の四大陸選手権男子ショートで、アメリカのカムデン・プルキネン選手が、2018年に亡くなったデニス・テンのために「Caruso」を滑りました。かつでデニス・テンが四大陸で滑った音楽です。
人を追悼するプログラムは、スケーターの感情と自分の感情が重なって、なんともいえない気持ちになります。
デニス・テンを悼む多くのプログラムのうち、私が泣いてしまったのが「S.O.S. d’un terrien en detresse~苦悩する地球人のS.O.S.」。カナダのアイスダンサー、ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ組のフリーです。
どんなプログラムか、どんな気持ちになるのか、今回は少し長めに語っています。
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25.10.2019
第5回 デニス・テン:2009年SP「Sing Sing Sing」
2019年のグランプリシリーズ、次はいよいよカナダ大会です。
この時期に、しきりに思い出す演技があります。
今から10年前のスケート・カナダ。
デニス・テン選手のショートプログラム、「Sing Sing Sing」です。
当時16歳だった彼の演技に、私は魅了されました。
有名なメロディーからではなく、トランペットのアドリブソロから入るのもびっくり。
難しいフレーズにぴったりと合わせたジャンプ。
迫力のあるステップ。
特にストレートライン・ステップは、ドラムのアドリブソロを使っています。
彼がまるで、ドラムを叩いているかのように進むステップは圧巻。
カナダの観客のみなさんもスタンディングオベーションでした。
これはすごい選手が現れた!!とワクワクしたのをしっかりと覚えています。
10年前の、彼との出会いを思い出して、今回はこのプログラムをご紹介いたします。
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