スケートカナダ、女子シングルはトゥルソワ選手の4回転に衝撃を受けました。

でもちょっと、寂しい感じがします。

女子の4回転は純粋にすごいと思うけれど、ジャンプに偏って、成熟した演技が少なくなってしまうのではと危惧もしています。

今回の番組の前半は、そんな思いを語ります。

後半は、2019年のカーニバル・オン・アイスで鈴木明子さんが滑った「白鳥の湖」をご紹介します。

競技を引退して30代に入った鈴木明子さん。フィギュアスケートの表現力は、さらに凄みを増しています。4回転はなくても、何度でも見たいと思うプログラム。白鳥と黒鳥の対比。ドラマティックな展開。目力!

フィギュアスケートの素晴らしい表現は、20代から30代の成熟したスケーターが、もっともっと進化させていくのだと思います。