2019年も、もう残り少なくなりました。年の瀬ですね。

前半は、ライターの長谷川仁美さんの講座「フィギュアスケートの楽しみ方」に参加した感想を語りました。

後半は、私が年越しに必ず見る名演技、町田樹さんの「第九交響曲」をご紹介します。

バレエの世界では、モーリス・ベジャール振付の第九が有名ですよね。また、熊川哲也さんも踊っていたようで、町田さんもフィリップ・ミルズさんも、それに影響されながら振付したのではと思われます。ですので、スケートで滑っていない部分の動きも素敵です。また、喜びの歌と呼ばれる第九の世界を、氷上で、それも協議プログラムで表現していることも素晴らしい。

2014年の全日本、町田さんはこの演技を最後に、競技生活を引退されました。その衝撃も加わって、このプログラムは一生忘れられないものとなっています。