タグ: バレエ
01.11.2019
第6回 鈴木明子:2019EX「白鳥の湖」
スケートカナダ、女子シングルはトゥルソワ選手の4回転に衝撃を受けました。
でもちょっと、寂しい感じがします。
女子の4回転は純粋にすごいと思うけれど、ジャンプに偏って、成熟した演技が少なくなってしまうのではと危惧もしています。
今回の番組の前半は、そんな思いを語ります。
後半は、2019年のカーニバル・オン・アイスで鈴木明子さんが滑った「白鳥の湖」をご紹介します。
競技を引退して30代に入った鈴木明子さん。フィギュアスケートの表現力は、さらに凄みを増しています。4回転はなくても、何度でも見たいと思うプログラム。白鳥と黒鳥の対比。ドラマティックな展開。目力!
フィギュアスケートの素晴らしい表現は、20代から30代の成熟したスケーターが、もっともっと進化させていくのだと思います。
Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: Apple Podcasts | Android | RSS
14.10.2019
第3回 ステファン・ランビエール:2019年EX ベートーヴェン「弦楽四重奏曲」
大会も毎週のように行われ、録画を見るのも大変!やっと、ジャパン・オープンまで追いついたユリです。
今回は、ステファン・ランビエールさんのジャパン・オープンでの名演技、ベートーヴェンの「弦楽四重奏曲」です。
ジャパンオープンの前座のような形で、ゲストスケーターとして登場したランビエールさん。
芸術的な、氷上のコンテンポラリーダンスに、心奪われました。
振付は日本人のコンテンポラリーダンサー、小㞍健太さん。
昨年のランビエールさんのショーのプログラムも振付されています。そのときは、ランビエールさんの弟子のデニス・ヴァシリエフスさんと一緒に踊るプログラムでした。
これも本当にすごかったです。
今回はさらに、コンテンポラリーな動きを強調する振付、そしてシンプルな衣装でした。
特徴的な腕の動き。まるで飛ぼうともがく鳥のようです。
そして、シングルジャンプを2つ跳んでからのトリプルジャンプ。
これも、空に羽ばたいていくかのようです。
動きに魅了されつつ、ランビエールさんがどんな思いでこれを躍ったのか、ぜひ聞いてみたいと思いました。
町田樹さんに、ぜひ解説かインタビューをお願いしたいものです。
Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: Apple Podcasts | Android | RSS